さて、妊娠が発覚したらやるべきことは1つ。
今後についての話し合いです。
出産して子供を育てていくもよし。
苦渋の選択の末、中絶するもよし。
そこに答えはなく、どちらが正しいかは当人同士の考え方次第です。
宗教的理由、人道的理由から中絶を責め立てる人もいますが、
他人が干渉できる領域ではないので、周りの意見を気にする必要はありません。
とはいえ、あまり推奨される行動とも言い難いので、
お互いが納得いくまでみっちりと話し合う必要があるでしょう。
まずはパートナーのケア
彼女の妊娠が発覚したら、まずはパートナーの心と体のケアが最優先です。
男性も彼女が妊娠して不安に駆られていることはわかりますが、
自分のことはさておき、ひとまず彼女の身を案じましょう。
間違ってもコチラで解説しているようなNGワードを発してはいけませんよ。
体調の変化へのねぎらい
妊娠したともあれば体調の変化が見られるはずです。
この変化は妊娠4週目頃から始まり、主な症状として
「急な吐き気」「強い眠気」「胸が張る」等が挙げられます。
「体調は大丈夫?無理してない?」等と声をかけ、
紳士として気を配るぐらいの余裕を持ちましょう。
まずは彼女を安心させることが大事で、男性が支えとなる存在であることを行動で示します。
病院へ一緒に付き添うといった行動も、パートナーにとってはとても心強いものなのです。
パートナーと話し合い
さぁ、核心です。
パートナーとの話し合いの場です。
この時点でパートナーのケア等を怠った場合、
それまでの行動についてひたすら責め立てられたり、話し合いを拒否されたりと、
話し合いにすらならなくなる可能性があるので注意です。
産むのか産まないのか。
これだけはすぐに話し合って決めるべきです。
中絶をするに至った場合、妊娠何週目かによって中絶の可否が法律で定められています。
もたもたしていると中絶することができなかったり(妊娠22週未満)、
母体の負担が著しい期間になってしまったりと良いことが全くないので、
早急に決断まで話を持っていく必要があります。
産みたいという意思の有無
基本的に男性は中絶に関してあーだこーだ口を挟むことは許されません。
彼女が「産みたいよ」というのであれば、
男性は全面的にバックアップする姿勢を見せるべきです。
しかし、産むともなれば「育てる」という責任が生まれます。
犬や鳥を飼うのとは訳が違います。放棄することは決して許されません。
産みたいという意思
よく産むかどうかを迷ってる人に向かって
「産んだら産んだでなんとかなるよ~」等と言う人がいます。
これは間違っているので、鵜呑みにしてはいけません。
確かになんとかなるケースも存在しますが、なんとかならないケースも確実に存在します。
各個人によって経済力や身内の支援、健康状態などが大きく異なりますから、
「産みたい」を実現する為には以下をクリアできることがほぼ必須です。
- 経済力の有無
- 身内等の協力者の有無
- 本人や周りの健康状態が良好であること
- 人間を育てるという覚悟
これらをパートナーとよく相談し、問題なければ出産GOサイン。
そうでなければもう一度よく話し合うか、中絶という流れとなるでしょう。
中絶したいという意思
パートナーが苦渋の決断の末、この言葉を口にしたのであればもはや言うことはありません。
パートナーの口から「中絶したい」という意思を確認した場合、
すぐにその準備を進めていきましょう。